浄土真宗本願寺派の親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要では、新しい譜でのおつとめ、作法として、新制御本典作法が制定されています。
本山の西本願寺では、昨年の2023(令和5)年3月から5月に既に慶讃法要を行いましたが、東京の築地本願寺では、2024(令和6)年4月26日(金)~4月29日(月)につとめられます。
こちらのお経の新しい譜(メロディー)でのおつとめに参加してみたいという方は、下記のページに、音源と解説がありますよ。
➡新制 御本典作法」の制定について
https://www.hongwanji.or.jp/850800houyou/news/001815.html
正信念佛偈(第一種)は、最初は聞き慣れませんが、聞いていると、なんとも心地よいメロディーです。

全て聞いてみると、かなり難しいものもありますね。
もし、順番に難易度の易しい順やおつとめへの参加しやすさを考慮して、覚えていくとしたら?、と考えてみました。
正信念佛偈 第二種は、多くの方が知っている十二礼の譜だし、正信念佛偈 第一種をお称えするところが多いかもしれないので、入れていません。
新制 御本典作法 おすすめ習得順(心光寺編)
新制 御本典作法 おすすめ習得順
正信念佛偈 第一種(和讃譜)帰命無量寿如来~至安養界證妙果
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正信念佛偈 第一種(和讃譜)善導獨明佛正意~唯可信斯高僧説
※善導~は、上とくらべるとだいぶ難易度上がりますが、繰り返し聴いていると、なかなか心地よいメロディーなので、たくさん聴いたらよいでしょうか。
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念佛
※頌讃の方が易しいかもですが、やっぱり念佛は称えたいという方が多いと思うので。
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頌讃(じゅさん)
こんな感じでしょうか?
その後は、回向句、大信讃でしょうか。
ちなみに、このおすすめ習得順は、宗派で公式に発表された順などではありませんので、あしからず。
ここでいう習得とは、声を出して一緒にそれなりに自信を持って称えられる状態、ということでご理解いただきたいと思います。
新制 御本典作法の経本は、本願寺出版社(https://hongwanji-shuppan.com/)にて、税込330円で発売されています。
とにかく、正信念佛偈 第一種(和讃譜)が一緒に称えられたら、一緒におつとめに参加した気持ちになれますね。
ちなみに、うちの小学生の娘たちとも朝のおつとめ時に称えてみましたが、何回か(2~3回)やれば、今どきの子供は覚えるのも早そうです、、、。😃