「お寺での法要行事に、初めてでも参加できますか?」
「お寺に行ったのは、おばあちゃんに連れられて子供の時だけ。」
「法要行事に参加したら、何をすればいいのかな…?どんな風にしてたらいいんですか?」

こんなことを思っている方がいらっしゃるかどうかは分かりませんが、もしかしたら、そんな方がいらっしゃるかもしれない…、そんな前提で記事を書いてみます。
どうぞ、ご予約も不要ですので、法要のお時間にいらしてくださいね。
初めて出向く場所というのは、なんだかきょろきょろしたり、不安になったり、緊張することもございますね。
ざっと、法要の流れをご紹介します。
持ち物:お数珠(ある方)、お経本(ある方はお持ちになっても、借りてもどちらでも、皆さん大抵借りてます)
法要の流れ
①本堂に入る
法要行事当日は、本堂前の縁側から、本堂へ入れますので、段差に気をつけてお入りください
段差が苦手な方は、玄関から入られても大丈夫です
②阿弥陀様にご挨拶して、台の経本(お持ちでない方、大抵の方は持参されていないです)を取り、お好きな席にかけてお待ちください
※現在、コロナ流行中につき、入口付近のお茶とお菓子も一つ、ご自分でお取りになってくださいね。
③法要が始まります。経本を開いて、一緒にお称えしましょう

④お焼香しましょう
お経が始まったら、順番にお焼香しましょう
大抵、端からお焼香が始まりますが、たまに途中で途切れてしまったり、始まらない場合もございます。
そういう場合は、順番は気にせず、お焼香してくださいね。
お焼香は、浄土真宗の場合は、
1)手前で一礼
2)一歩進み、お香(粉のような物)を一つまみして、香炉(灰が入っている物)に入れます
3)手を合わせて「南無阿弥陀仏」「南無阿弥陀仏」とお称えして、礼拝
4)最後に一礼
浄土真宗の場合は、お香をおでこに近づけたりはしません。
なんだか分からないという方は、前の人の見よう見まねで大丈夫です。間違ったからといって、何もございませんので、やってみましょう。
⑤法話
短い法話がございます。浄土真宗の教えを知るには、法話を聞くのが一番です。
こんな感じで法要は終わりです。報恩講は、後で、みんなでお食事をしたりもございましたが、今はコロナ流行中につき、やっておりません。
お手洗いは、右の引き戸を出るとございます。洗面所横のドアです。法要の最中でも必要でしたらご遠慮なく。
おまけ
「お経の時間は、なんだか眠くなるのですが…」
大丈夫です。途中で居眠りしても、阿弥陀様は怒ったりしません…。
お経というのは、なんだか心地よく眠くなることもありますね。住職の孫娘(小学2年生)もお経の途中から眠くなるようです。